複数の現場を掛け持ちする施工管理職の1日をお知らせします。
この日は2か所の現場を管理しなければなりません。現地での確認はモチロン、片方は現場を想像しながらの対応となるので電話などを駆使して現状を把握しなければなりません。
協力業者さんとのコミュニケーションがとても大切で、場合によっては写真を送ってもらって確認をして的確な指示が出せるようにならなければいけません。
そんな現場の進行を補佐するのが会社にいる施工サポートスタッフや、現場管理のアプリを協力業者さんと共有して間違いのない施工を行います。
職種名:施工管理部
社有車で自宅から直接現場に向かいます。昨日までの進行を確認しながら今日の作業の流れを想像します。
現場に到着したら、グループウェアの出勤ボタンを押して業務開始です。
現場を一通り廻って進行状況に問題がないか?不安全な部分がないか確認します。
協力会社の職長さんと本日の作業内容や、工程について打ち合わせします。
その後、作業するスタッフを交えて朝礼を行い、本日の作業内容の周知と、 安全面に関する注意事項とポイントをしっかりと共有し、事故の発生防止と 工程通りの作業指示をしていきます。
現場の進行に問題がないことがわかりましたら、次の現場に移動します。
途中でお気に入りのラーメンを食べて次の現場に到着しました。
現場を一回りして、協力業者さんの職長さんと打ち合わせをします。
現場の作業状況は工程通りのようで一安心です。
作業日報や安全書類の確認をしていたら不足書類が見つかりました。
会社にいる施工サポートスタッフに連絡をして、不足書類の作成をお願いします。
現場の片付け状況を確認して問題ありませんでした。
午前中にいた現場の職長さんに連絡をして進行の報告と片付けの確認をします。
こちらも問題はないようです。今日は直帰しましょう。
グループウェアの退社ボタンを押して帰宅します。
お疲れさまでした!
現場管理とは、・安全管理・品質管理・工程管理・予算管理と大きく4つの項目の管理を主体に行なっていきます。
何も問題がない時は良いのですが、「現場は生き物」なのでイレギュラーな事が起きます。
今日のように2か所の現場を管理する時にイレギュラーな事が起きると2か所回れない時があります。
そんな時は上司に状況を報告して手の空いている人に代行してもらって、イレギュラーの対応に専念できます。
逆に他の人の現場に代行する時もありますが、現場管理のアプリで確認する事で対応できるのはとても良い事だと感じています。イレギュラーの対応がうまくいくととても気分が良く、成長を実感できます。
でも、一番気分が良いのは現場の最終日です。
自分の手掛けた建物がキレイになって施工前の写真と比べると驚くほどキレイになっているのが分かった時……この仕事だからこそ感じる事の出来る満足感です。